この記事は「空室対策」についての最初の記事ですが、こちらを読むと、以下の内容が分かります。
■空室対策(健全運営)について考える際に必要なこと5つの全体構造がフワっとわかる。(最初の1歩)
では早速、本日も行ってみましょう♪
■「空室問題」は同じ原因から表面化した問題のひとつに過ぎない
「空室問題」を考える時に大家さんとしては様々な問題と同様、その問題1点を早期解決するには??という観点で、改善方法を探されていくことが多いのではないかと思います。
確かに、そうしたピンポイントの問題を解決するための方法というのも問題解決には有効ですし、解決にもつながることが多いです。
けれども、実は多くの不動産の問題は奥底で原因がつながっています。
例えば、空室問題でいうと、解決の方法には以下の図のような大きく分けて2つの方法があり、ピンポイントの解決方法というのは主に1つ目の「一過性の空室対策」に当たります。
一過性の空室対策にはたとえ大家さんが解決方法に悩んでいたとしても、それをパソコンで検索すれば該当するような解決方法がいくつか簡単に見つけることができ、それら商品のコンサルタントさん達から、即座に大量に情報としてもたらされる意味で、確かに「解決方法」へタッチできるスピードは速く、大家さんも早期に「安心」という高級品を手に入れることが出来ます。
けれども、実際はそのコンサルタントさんに丸投げで依頼することで、大金の支出がかかってくることが多く、さらにもう一度同じ問題が発生した時に、自分でそれを解決するための方法というのは前回「丸投げ」という方法を選択したことによって習得していない為、改めて同じように大金を流出していく方法しかないという状況となります。
資金が潤沢にあるうちはそれでも良いですが、根本的な解決がなされていない物件というのは繰り返し問題を起こし続けますから、それを繰り返して毎回大金を使っていれば、いつか経営は火の車になっていきます。
持久戦である大家業において先々までの「健全運営」と「その維持」を考えた時には必ずいずれかのタイミングで2つ目の「手間」「ひま」「根気」がかかる対策というものをしていって、問題が起こりやすい構造自体を作り変えて基礎的土台の構築、あるいは最適化をしていかなければなりません。
なぜなら、最初にお伝えしたように、大家業における不動産問題というのは根幹の部分で原因はつながっているからです。そこがクリアできていない物件はカタチを変えてトラブルが次々に出てきます。
逆に言えば、その基礎的土台の構築が出来れば、そういった頻出する問題についてある程度、事前に回避できるようになっていきます。
また、基礎手で土台の構築をして、そこからの成果を体感し、大家業に対する大家さんとしての自信を手に入れない限りはいつまでたっても「大きな不安」は消えることはありません。とても根気のいる作業であるというのはこのためです。
不安は持っているだけで大きなリスクになる、という事は以下の記事でお伝えしましたが、そうした大きなリスクを減らしていく意味でも、健全運営の維持を目指す意味でも、基礎的土台をつくっていくことはもはや必達事項であり、時代の変化も早いことから多くの大家さんたちにとって、急務であると言えます。
上記記事をまだ読んでいない方は、是非先に熟読してください。「最悪のとってはいけない対策」というものがどういうものかが分かるはずです。それが理解できることが、大家業で最悪のシーンを回避するための助けになるはずです。
この記事を読んでもらえば分かることですが、最終的に大家さんたちが獲得していかなければならない力は「自治力」という事に集約されます。
■「空室問題」を考える上で、必要なことは以下の5つです
まだまだ現時点では抽象的に感じるとは思いますが、以下画像にあることを大家さんはクリアしていかなければなりません。「空室問題」を考える上で、とここでは記載していますが、これは「健全運営を継続する上で」と言い換えることも出来ます。
まだまだ、どういうことか分からないと思いますので、徐々に分解して理解が進むようにしていきたいと思います。
詳細はYoutube動画をご覧いただければ、分かるようになっています(準備中)。さらにこちらの動画は『空室対策基礎の基礎(上巻)』として全てのレクチャーについて無料でご視聴いただけますので、用意が出来次第、そちらについてもリンクも貼っていきます。少し、お待たせいたしますがご了承ください。
そこまでの間、これがどういった意味かを考えていっていただければと思います。
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